これさえ聞いときゃ間違いない!今日の1曲

聞くものに悩んだらこれを聞け

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【82曲目】Don't Touch My Hair (Solange,2016)

かなり久々にボブ・ディランとは全く関係ない新譜からのご紹介です。Beyonceさんの妹・1986年のフィメールシンガー Solangeさんのキャリア通算3枚目のアルバム「A Seat At The Table」より「Don't Touch My Hair」を。全体のクオリティとしてかなり洗練され…

【81曲目】Don't Think Twice It's All Right (おおはた雄一)

はい、ボブ・ディランさんのDon't Think Twice It's All Right(くよくよするなよ)のカバーでございます。ボブ・ディランの日本語カバーって結構あるみたいなのでいろいろ掘れば良いものがどんどん出てきそうな感じはありますね。やっぱり日本語で聴いてい…

【80曲目】Two Months off (Underworld,2002)

ボブ・ディランばっか聴いてる日々が長らく続いてると、ふとした瞬間に街角で耳に入ってくるハウスのビートが脳に稲妻が走るほどかっこよく聞こえてきました。ボブ・ディランの非常に人間的なサウンドとのコントラストとしてのドラムマシーンとシンセサウン…

【79曲目】Losing My Religion (R.E.M)

ボブ・ディランに限らず素晴らしい歌詞を書くアーティストは数多く存在するわけで、じゃあ自分は誰の書く歌詞が好きか、考えてみたところ、一番最初に思いついたのはジョン・レノン、次にモリッシー、そしてカート・コバーン。Foster The Peopleのマーク・フ…

【78曲目】Duquesne Whistle (Bob Dylan,2012)

さてようやくこの「僕と振り返るボブ・ディランの歩み」シリーズも最終回です。長かったですね。今回は現時点で彼の最新アルバムとなります2012年の「Tempest」より「Duquesne Whistle」を。今作は前作よりさらにオシャレで聴きやすく、Wilcoの「Yankee Hote…

【77曲目】Beyond Here Lies Nothin' (Bob Dylan,2009)

10月16日からスタートした「僕と振り返るボブ・ディランの歩み」シリーズですがとうとう次回でお終いです。いや長かったなー。元々は1週間ぐらいで終わるやろと思ってましたが10日以上かかった。まあこういう感じで、有名なんだけど実は聞いて来なかったミュ…

【76曲目】Love Sick (Bob Dylan,1997)

80年代のDylanに特に聞くものはないと前回言いましたが、正直に言うとそれはミスでした。89年のアルバム「Oh Mercy」もなかなかの聞き応えのあるものでございまして、そのプロデュースを手掛けたのは、U2等も手掛けていたダニエル・ラノワですが、今回の「Lo…

【75曲目】Tight Connection to My Heart (Bob Dylan, 1985)

なんというか... これは非常に筆舌にしがたいというか、独特の風味があるというか、端的に言うとダサいですね。この曲が収録されたEmpire Burlesqueが1985年のリリースなんですが、80'sのボブ・ディランの音に何か聞くべきものがあるかというとかなり疑わし…

【74曲目】Gotta Serve Somebody (Bob Dylan,1979)

1979年のアルバム、「Slow Train Coming」より。訳詞はこちらをご参考に。 ゴスペル的な女声コーラスの挿入、ハネ気味のバッキングなど、彼のなかの新機軸が打ち出された楽曲・アルバムだと言えます。個人的には、あまりハマってるとは思えませんが、現に彼…

【73曲目】Knockin' on Heaven's Door (Bob Dylan,1973)

Bob Dylanがサントラを手がけました映画、1973年の「Pat Garrett and Billy the Kid」 より、彼のディスコグラフィーの中でも「Like A Rolling Stone」と並び有名である「Knocking On Heaven's Door (天国への扉)」でございます。歌詞なんかはこちらをご覧…

【72曲目】If Not For You (Bob Dylan, 1970)

僕と振り返るボブ・ディランの歩みシリーズです。今回は1970年のアルバム「New Morning」より「If Not For You」です。この曲もそうですが、アルバムを通してギターではなくピアノの存在感が増してきていることや、従来のブルースやフォークに加え、カントリ…

【71曲目】All Along the Watchtower (Bob Dylan,1967)

とうとう事故った!本エントリの文字無しで動画とAmazonのリンクを貼っているだけの状態のものをご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、予約投稿時間を間違えていたことによるミスです。お目汚し失礼致しました。まあ文字が入ってたら入ってたでい…

【70曲目】Like a Rolling Stone (Bob Dylan, 1965)

書いてたもの全部消えたー!ということで「僕と振り返るボブ・ディランの歩み」第4弾です。歌詞は「洋楽歌詞和訳なんてキアイとソウル : "Like A Rolling Stone"-Bob Dylan」などをご参考に。前作よりエレキギターに持ち替え歌声までロック仕様に変化したボ…

【69曲目】Subterranean Homesick Blues (Bob Dylan, 1965)

はい、「僕と振り返るボブ・ディランの歩み」シリーズの3回目でございます。 今回は1965 年のアルバム「Bringing It All Back Home」より「Subterranean Homesick Blues」です。Radioheadファンの皆様はこのタイトルにピンと来てる方も多いのではないかと思…

【68曲目】Blowin' In The Wind (Bob Dylan,1964)

Freewheelin Bob Dylan (Reis) アーティスト: Bob Dylan 出版社/メーカー: Sony 発売日: 2004/06/01 メディア: CD 購入: 5人 クリック: 16回 この商品を含むブログ (36件) を見る 「僕と振り返るボブ・ディランの歩み」シリーズ第2回目になります。今回は196…

【67曲目】House Of The Rising Sun (Bob Dylan,1962)

数年前から噂はありましたが、まさか本当にとってしまうとは。ということで、このブログの本来の主旨とは大幅に離れてはしまいますが、ノーベル文学賞受賞記念・僕と振り返るボブ・ディランの歩みシリーズを始めたいと思います。いつもだったら1アーティスト…

【66曲目】In Waves (Slow Club,2016)

ウィルコ・ミーツ・ネオアコ!といった音色のアルバム「One Day All of This Won't Matter Anymore」(タイトルも良いですね)は2009年のデビューから数えて5枚目のアルバムになります、イギリスはシェフィールド出身の男女2人組インディバンド「Slow Club」さ…

【65曲目】Instant Karma (John Lennon,1970)

Plastic Ono Band名義の最後のシングルであります、Instant Karmaでございます。今まで何気なく聞き流していたこの曲ですが、ふと思い立って歌詞を読んだらハッとさせられてしまいました。いわく、Why on earth are you there, When you're ev'rywhereである…

【64曲目】Unity (Zone,2016)

普段は自分の元々の引き出しに加えてPitchforkをリソースにすることが多いのですが、今回に限ってはApple MusicのNew For YouにSuggestされていたもので、これがバチンと自分の趣味にハマったのでありまして、なかなかのサービス精度に驚いています。しかし…

【63曲目】Easy to Forget feat. Ariel Pink (Drugdealer,2016)

Salvia PathやRUN DMTとしてのキャリアを持ちますMike Collinsさんの新たな名義であるDrug Dealerの1st アルバムです。ご紹介している楽曲におけるAriel Pinkのほか、Mac DemarcoのライブバンドのメンバーやWeyes Bloodなども参加した、ローファイのような、…

【62曲目】Let's Dance (David Bowie,1983)

今年言及しておかないと、といえばDavid Bowieもそうですね。もともとこの曲タイトルの割に全然踊れねえなとか思ってたんですが、昨今のナイル・ロジャースブームを経てから、彼をフィーチャリングした始祖ともいえるこの曲/アルバムを聞いてみたらめちゃく…

【61曲目】MINT (Suchmos,2016)

今年Suchmosについて言及しておかないわけにはいかない気がしまして。ルイ・アームストロングの愛称「サッチモ」から名前を借りたという6人組ディスコソウルバンド、Suchmos。なおルイ・アームストロングの愛称は「Satchmo」なのですがその辺りのアバウトさ…

【60曲目】FloriDada (Animal Collective,2016)

そういえばこれも自分のなかでは年間ベスト候補です、ということで今年2月にリリースされておりました、Animal Collectiveのじつに10枚目となりますアルバム「Painting With」より、リードトラックであり、フロリダとダダイズムをかけた「FloriDada」をご紹…

【59曲目】Fuck With Myself (Banks,2016)

なぜ私は毎日来る日も来る日もこのブログを更新し続けるのか?そしてなぜ、ちょっと好きかもしれない程度の曲や、アルバム単位で見ると微妙だけど曲単位で見れば良いような曲は紹介しないのか? 理由は特に無い。強いて言えば、始めるときにそう決めたからと…

【58曲目】Love's Refrain (Jefre Cantu-Ledesma,2016)

Jefre Cantu-Ledesmaさん。サンフランシスコを拠点に、Tarentelというバンドをやったり、Root Strataというレーベルをやったりしてる方で、1995年よりソロ活動もスタートさせています。お聞きになってもらえるとわかる通り、今回あげた曲は美しきドローンで…

【57曲目】ワイルド・サイドを行け (Glim Spanky,2016)

2007年結成、2015年デビューの男女2人組バンド、Glim Spankyです。どことなくブルージーな楽曲、メンバー構成ともにWhite Stripesを連想させると話題沸騰中です。特筆すべきは女チバユウスケとも言うべき松尾レミさんの、ボーカリストになるべくして生まれて…

【56曲目】ぽあだむ (銀杏BOYZ,2014)

リリース時に聞こう聞こうと思っていたのにすっかり失念しておりまして、つい最近ふと思い出して聴いてみたところ大変に良かった、現時点での銀杏BOYZの最新アルバム「光の中に立っていてね」より、「ぽあだむ」を。正直言うと僕はこれまでの銀杏BOYZや、更…

【55曲目】Concrete (Crystal Castles,2016)

Crystal Castlesです。元々カナダ出身の男女2人組エレクトロデュオで、なんと2人の出会いは軽犯罪者が刑罰の代わりに行うボランティアの清掃活動だったとかなんとか。そんなある意味運命的な出会いを果たし、3枚のアルバムをリリースしてノッていた2人でした…

【54曲目】Follow Me (Andymori,2009)

うーん今聴いてもやっぱり死ぬほどかっこいいし天才的ですね〜、2009年のセルフタイトルアルバム、「Andymori」の開幕曲「Follow Me」を、昨日の吉田拓郎で言及した関連でご紹介してみます。僕がこの曲で一番震えるポイントは、歌の入りの「あこ〜がれの、イ…

【53曲目】まにあうかもしれない (よしだたくろう,1972)

日本のフォークブームの火付け役、吉田拓郎さんの1972年のアルバム「元気です。」より、「まにあうかもしれない」でございます。最近のミュージシャンでは小山田壮平くんなんかも吉田拓郎さんからの影響を公言しておりますが、確かに節回しなんかはかなり近…