はい、「僕と振り返るボブ・ディランの歩み」シリーズの3回目でございます。 今回は1965 年のアルバム「Bringing It All Back Home」より「Subterranean Homesick Blues」です。Radioheadファンの皆様はこのタイトルにピンと来てる方も多いのではないかと思…
Freewheelin Bob Dylan (Reis) アーティスト: Bob Dylan 出版社/メーカー: Sony 発売日: 2004/06/01 メディア: CD 購入: 5人 クリック: 16回 この商品を含むブログ (36件) を見る 「僕と振り返るボブ・ディランの歩み」シリーズ第2回目になります。今回は196…
数年前から噂はありましたが、まさか本当にとってしまうとは。ということで、このブログの本来の主旨とは大幅に離れてはしまいますが、ノーベル文学賞受賞記念・僕と振り返るボブ・ディランの歩みシリーズを始めたいと思います。いつもだったら1アーティスト…
ウィルコ・ミーツ・ネオアコ!といった音色のアルバム「One Day All of This Won't Matter Anymore」(タイトルも良いですね)は2009年のデビューから数えて5枚目のアルバムになります、イギリスはシェフィールド出身の男女2人組インディバンド「Slow Club」さ…
Plastic Ono Band名義の最後のシングルであります、Instant Karmaでございます。今まで何気なく聞き流していたこの曲ですが、ふと思い立って歌詞を読んだらハッとさせられてしまいました。いわく、Why on earth are you there, When you're ev'rywhereである…
普段は自分の元々の引き出しに加えてPitchforkをリソースにすることが多いのですが、今回に限ってはApple MusicのNew For YouにSuggestされていたもので、これがバチンと自分の趣味にハマったのでありまして、なかなかのサービス精度に驚いています。しかし…
Salvia PathやRUN DMTとしてのキャリアを持ちますMike Collinsさんの新たな名義であるDrug Dealerの1st アルバムです。ご紹介している楽曲におけるAriel Pinkのほか、Mac DemarcoのライブバンドのメンバーやWeyes Bloodなども参加した、ローファイのような、…
今年言及しておかないと、といえばDavid Bowieもそうですね。もともとこの曲タイトルの割に全然踊れねえなとか思ってたんですが、昨今のナイル・ロジャースブームを経てから、彼をフィーチャリングした始祖ともいえるこの曲/アルバムを聞いてみたらめちゃく…
今年Suchmosについて言及しておかないわけにはいかない気がしまして。ルイ・アームストロングの愛称「サッチモ」から名前を借りたという6人組ディスコソウルバンド、Suchmos。なおルイ・アームストロングの愛称は「Satchmo」なのですがその辺りのアバウトさ…
そういえばこれも自分のなかでは年間ベスト候補です、ということで今年2月にリリースされておりました、Animal Collectiveのじつに10枚目となりますアルバム「Painting With」より、リードトラックであり、フロリダとダダイズムをかけた「FloriDada」をご紹…
なぜ私は毎日来る日も来る日もこのブログを更新し続けるのか?そしてなぜ、ちょっと好きかもしれない程度の曲や、アルバム単位で見ると微妙だけど曲単位で見れば良いような曲は紹介しないのか? 理由は特に無い。強いて言えば、始めるときにそう決めたからと…
Jefre Cantu-Ledesmaさん。サンフランシスコを拠点に、Tarentelというバンドをやったり、Root Strataというレーベルをやったりしてる方で、1995年よりソロ活動もスタートさせています。お聞きになってもらえるとわかる通り、今回あげた曲は美しきドローンで…
2007年結成、2015年デビューの男女2人組バンド、Glim Spankyです。どことなくブルージーな楽曲、メンバー構成ともにWhite Stripesを連想させると話題沸騰中です。特筆すべきは女チバユウスケとも言うべき松尾レミさんの、ボーカリストになるべくして生まれて…
リリース時に聞こう聞こうと思っていたのにすっかり失念しておりまして、つい最近ふと思い出して聴いてみたところ大変に良かった、現時点での銀杏BOYZの最新アルバム「光の中に立っていてね」より、「ぽあだむ」を。正直言うと僕はこれまでの銀杏BOYZや、更…
Crystal Castlesです。元々カナダ出身の男女2人組エレクトロデュオで、なんと2人の出会いは軽犯罪者が刑罰の代わりに行うボランティアの清掃活動だったとかなんとか。そんなある意味運命的な出会いを果たし、3枚のアルバムをリリースしてノッていた2人でした…
うーん今聴いてもやっぱり死ぬほどかっこいいし天才的ですね〜、2009年のセルフタイトルアルバム、「Andymori」の開幕曲「Follow Me」を、昨日の吉田拓郎で言及した関連でご紹介してみます。僕がこの曲で一番震えるポイントは、歌の入りの「あこ〜がれの、イ…
日本のフォークブームの火付け役、吉田拓郎さんの1972年のアルバム「元気です。」より、「まにあうかもしれない」でございます。最近のミュージシャンでは小山田壮平くんなんかも吉田拓郎さんからの影響を公言しておりますが、確かに節回しなんかはかなり近…
Young Thugさんの新譜より、ややこしいですがKanye Westという曲です。更にもっとややこしいのが、この曲でフィーチャリングされているWyclef Jeanさんですが、彼の名は、この曲が収録されているアルバム「Jeffery」の一曲目のタイトルでもあります。実際の…
L.A出身の4人組ガールズバンド、Warpaintの2014年以来の3rdアルバム「Heads Up」より、アルバムの開幕曲でもあります「Whiteout」をご紹介します。Warpaintと言いますと、John FrucianteやJosh Klinghofferといったメジャーの中でアンダーグラウンドな音を出…
フロリダはマイアミ出身のArmando MartinezさんのプロジェクトであるAlpha 606さんの新譜より、808 Traxという曲をご紹介。なおAlpha 606は、結成してしばらくは他にもメンバーはいたそうですが、2004年以降は実質的にArmando Martinezさんのソロプロジェク…
なんかすげえ良い新人見つけた!と思ったら、なんと、去年Viet Congというバンド名でセルフタイトルのデビューアルバムをリリースし、私も年間ベストからは漏れましたものの激賞しておりましたカナダ出身のバンドが、中身はそのままに変名したバンドがPreocc…
1986年生まれ、MtFの黒人ラッパー、Mykki BlancoことMichael Quattlebaum Jr.さんの1stアルバムより、The Plug Won'tを。デビューEP自体は2012年だそうなので、それから今年まで多少時間があります。音的にはHipHopは勿論のこと、アブストラクトの影響が垣間…
Beatlesのカバーって星の数ほど出ていますけれど、その中でも1,2を争うぐらい私が好きなのが、このRufus WainwrightがカバーしたAcross The Universeであります。原曲の雰囲気を十分に活かした上にほどよいアレンジが加わっていて、さらにRufus Wainwright自…
良い、良いですぞ〜〜!!全曲こんな感じの、ダウナーでディープな2016年最新型のテクノでございますね。Wevalは2010年に結成されたオランダ人2人組のユニットだそうで、今回のセルフタイトルがアルバムとしてはデビュー作品になるそうですよ。2010年以来、…
インストのダンスミュージックって、何となく曲調に合ってそうな穏便なタイトルをつける層(穏健派、大多数)、無意味な曲名をつける層(無政府主義派、Warp勢等)に大別されると思うんだけど、ここまでタイトルだけではっきりと主張するミュージシャンも珍しい…
1992年生まれのソウルシンガー・Ro Jamesさんのデビューアルバムです。ふ〜んなかなか良いじゃん、と思って色々調べていたところ、彼女の叔母さんはPrinceのバックバンドであったNew Power Generationの一員だったそうで、なんと幼きRo James本人もPrinceと…
はい、DJ Shadowです。出てきた頃はターンテーブルを持ったジミヘンドリクスだなんて言われてたわけですが、その後消えるわけでもなく、かといって目立つわけでもない何とも言えないポジション取りで、今作を含め7枚ものフルアルバムをリリースしています。…
個人的な年間ベスト級のものがちらほら出てきているので、少し前のアルバムにはなりますが、ついでに前フリ的にこちらも。アメリカの超お騒がせ男の通算8枚目になりますアルバム、The Life Of Pabloより1曲。さすがにキャッチーなセレブリティだけあってここ…
はい、一昨日ストーンズ、昨日ビートルズと来て本日はBlood Orangeです。文脈とは破棄されるために存在しますね。さてBlood OrangeことDev Hynesさんは、私は未聴ですがTest Iciclesのメンバーとして2005年にデビュー、ソロとしてはこの名義以前にもLightspe…
はい、昨日がストーンズだったので今日はビートルズ、じゃあ明日はビーチボーイズで次がキンクス、そんでもってモンキーズでその次は...と紹介していきたいわけですけど、もちろんそれはウソで、しかしながらこれはかなり久々にタイムリーなものを皆さんにご…