これさえ聞いときゃ間違いない!今日の1曲

聞くものに悩んだらこれを聞け

【79曲目】Losing My Religion (R.E.M)



ボブ・ディランに限らず素晴らしい歌詞を書くアーティストは数多く存在するわけで、じゃあ自分は誰の書く歌詞が好きか、考えてみたところ、一番最初に思いついたのはジョン・レノン、次にモリッシー、そしてカート・コバーン。Foster The Peopleのマーク・フォスターもシニカルで良い歌詞を書きますね。こう列挙してみると自分のある種の素直さを突きつけられているようで少し恥ずかしい気持ちもします。なお、一番好きなミュージシャンは?と聞かれると、レディオヘッドだと答えるのですが、他方でトム・ヨークの書く歌詞でそんなめちゃくちゃ好きなのがあるか?と言われるとパッとは思いつかないのが事実なんですよね。たしかに、僕と同じように、他に歌詞の良いミュージシャンは誰か?といった話題を近頃よく見かけますが、トム・ヨークの名前が挙がっているのはついぞ見たことがない気がします。意外とインパクトや鋭さみたいなのに欠けるんですよね。さて、そんなトム・ヨークが影響を公言し、一時期はよくつるんでいて、しかしトムとは違い、歌詞のよいミュージシャンとしてよく名前が挙がっている印象があるのが、解散してはしまいましたが、R.E.Mのマイケル・スタイプで、彼らの最大のヒット曲(らしい、調べて初めて知りました、もっとキャッチーなのあるじゃん)のLosing My Religionをご紹介。歌詞はLosing My Religion / ルージング・マイ・レリジョン (R.E.M)1991 - 洋楽和訳 (lyrics) めったPOPSを参考に。とりあげておいて何ですが、正直言うと僕はいまだにマイケル・スタイプの歌詞ってそこまでピンと来てないんですよね。いやもちろん普通に好きで、曲もよく聞きますが。ちなみに、この曲はPoliceのEvery Breath You Takeのような、ある種の強迫観念めいたラブソングの類であると説明しているようなんですが、Every Breathがどことなくロマンのある印象を受けるとすれば、Losing My Religionは困惑、無力感といったワードが似合うような気がします。聞くからにドマイナーな曲調や、マイケル・スタイプの歌声のせいなのでしょうか。そういえば、歌詞のよいアーティストとして元PoliceのStingの名前もよく聞きますので、正直あんまりじっくり読んだことはありませんでしたが、そのうち取り上げてみたいと思います。

 

 

Out of Time

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