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これさえ聞いときゃ間違いない!今日の1曲

聞くものに悩んだらこれを聞け

【73曲目】Knockin' on Heaven's Door (Bob Dylan,1973)

Bob Dylanがサントラを手がけました映画、1973年の「Pat Garrett and Billy the Kid」 より、彼のディスコグラフィーの中でも「Like A Rolling Stone」と並び有名である「Knocking On Heaven's Door (天国への扉)」でございます。歌詞なんかはこちらをご覧ください。文字通り読めばおそらくこの映画の登場人物のことを歌っているのですが、それ以上に、より普遍的に、そしてとてもシンプルに、死について歌っているようにも思えます。バッジ=他者から与えられた立ち位置や称号も天国には持っていけないし、ただしその代わりもう銃で誰かを撃たなくてもよい、という具合でしょうか。何度も繰り返される「Knocking On Heaven's Door」というヴァースのシンプルな強度は「Like A Rolling Stone」の「How Does It Feel?」に勝るとも劣りませんね。やはりこういうたった1フレーズで楽曲を作り上げられることこそシンガー・ソングライターの必須条件のように思います。でも、それってよく言われることですがコピーライティング的な感覚に近いのかもしれませんね。そうなると本格的に資本主義感出てきますが。ワンフレーズポリティカルだなんて言葉までもありますが、本来は言葉は人を救うためにあるのだと信じたいです。話がそれましたが、そんなおセンチな脱線の仕方をしてしまうぐらい良い曲です。身につまされます。

 

Pat Garrett & Billy the Kid

Pat Garrett & Billy the Kid