これさえ聞いときゃ間違いない!今日の1曲

聞くものに悩んだらこれを聞け

【64曲目】Unity (Zone,2016)

普段は自分の元々の引き出しに加えてPitchforkをリソースにすることが多いのですが、今回に限ってはApple MusicのNew For YouにSuggestされていたもので、これがバチンと自分の趣味にハマったのでありまして、なかなかのサービス精度に驚いています。しかし、他方で紹介するにあたっては文字ベースの情報がサービス内には無いので色々と探さないといけないのが大変です。特に新人とかになると日本語の紹介が無いのは当然で、レーベルの公式などの紹介も短いとなると、あと頼りになるのは、この手の音楽だとResident Adviserとかです。なんでこんな手の内を明かすところから始めたのか自分でも不明ですが、エジンバラ出身の2人組みエレクトロデュオ・Nakedの1st LPです。プロデューサーにはOneohtrix Point Neverなどを手がけたPaul Corleyを起用。ちなみに、このブログで最近よくOneohtrix Point Neverの名前を挙げているような気がしますが、別に好きじゃないんだよなあ。さて、エジンバラの2人組だけあってグラスゴーのLuckyMeというレーベルからのリリース。一時期ほどグラスゴーの名前を聞かなくなりましたが、実はこの手のエレクトロがアツくなってきているのかもしれませんね。音的には、先日ご紹介したCrystal Castlesの新譜「Amnesty」をさらにハーシュでアヴァンギャルドな方向に振ったような感じでめちゃくちゃカッコ良いです。先日、銀杏BOYZ「光の中に立っていてね」をご紹介したときに「これからはノイジーなのがスタンダードになっていくと思ったのに全く来ていない」という愚痴を漏らしたりもしましたが、海の向こうでは少しずつそういった方向に流れていっているのかもしれません。ちなみに、散々日本語の情報が無いと愚痴った手前ではございますが、日本ではBeat Recordsが代理店となり解説つきの国内版が出ておりました。

 

 

ZONE [帯解説 / 国内仕様輸入盤CD] (BRLM35)

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