【3曲目】So Far To Go ft.Common & D'angello (J.Dilla)
前回に引き続いてネオソウル人脈を掘り掘り中。調べれば調べるほどこのJ.Dillaさんはレジェンダリーな人のようで、2006年に32歳で早逝した後も未発表音源がいろいろとリリースされており、今年もつい先日新たなアルバムがリリースされているみたいですが、今日とりあげたのは、死の淵に立ちながらも制作が進められていたアルバムのうちの一つである"The Shining"より、コモンとディアンジェロを迎えたこの一曲。どちらかというと、ソウルど真ん中というよりはヒップホップがベースにあるタイプのようで、先日も述べたとおりともすれば単なる軽薄さに繋がりかねないこの手の音楽の中でも一貫した黒々しさに溢れた素晴らしい1枚で、この曲ではディアンジェロのオーガニックなファルセットがフックとして効いたニクい一曲です。いやー気持ち良いな〜。実に掘り甲斐のあるところに足を突っ込みました。
